こんにちは。
副業コンシェルジュの柴田です。
最近不景気の影響で経済的に苦しい方が増えており、副業人口も増えておりますが、
それに伴い悪質な副業講座やスクールも増えております。
大切なお金を有効に使って副業で稼ぐために、講座やスクールのリサーチはしっかりやって購入を検討しましょう。
今回は株式会社Famm(ファム)のWebデザイナー講座について、評判や内容をリサーチし、あくまで個人的な見解をまとめてみました。
購入検討されている方は参考にしてみてください。
今回の引用元
https://famm.us/ja/school/ad/live?argument
そもそもFamm(ファム)って?

サイトに掲載されている内容をまとめました。
・ママ専用WEBデザイン講座 ・1か月で完結 ・在宅ワークなのに高単価 ・未経験でも挫折させない
個人的には良くも悪くもよく見る内容だと思います。
実際にサイト通りに稼げるのか今から検証していきたいところですが、皆さんはこの時点で法律に違反している可能性にお気づきでしょうか?
法律に違反している内容は大きく2つ
1.景品表示法に違反する誇大広告
「1か月で完結」「在宅ワークなのに高単価」
フリーランス経験者なら常識レベルではありますが、未経験者がWEBデザインで1か月で高単価な案件を獲得するのは簡単ではありません。
そしてWEBデザインのスキルだけでは高単価な案件が少なく、たった1か月受講した人が獲得できる世界ではないです。
にもかかわらず、この様に消費者を過度に期待させるような文章を広告に記載するのは景品表示法に違反しており、これまで数々の副業を検証してきた私から言わせていただくと、景品表示法違反を犯している可能性のある副業は全部疑った方が良いと思っています。
景品表示法とは
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/#introduction
景品表示法は、商品やサービスの品質、内容、価格等を偽って表示を行うことを厳しく規制するとともに、過大な景品類の提供を防ぐために景品類の最高額を制限する。
検証序盤から法律違反の疑惑を見つけ、個人的には全く信用のないFamm(ファム)ですが、口コミや実際の業務はどうなのでしょうか?
順を追って検証していきたいと思います。
Famm(ファム)の口コミや評判をまとめてみた
口コミを調査した結果、とても不安になるような口コミを見つけました。
それは個人情報の流出です。
Fammから流出された情報は色んな出会い系サイトやらヤバイ系の所からひっきりなしにメールが来たり、ウィルスにかかったりして大変でした。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14275857434?__ysp=RmFtbQ%3D%3D
今やっと落ち着きました。
また、このような個人情報流出によるFammからの対処は謝罪のメールのみということです。
IT業界のビジネスを教える立場として、情報流出はリスク管理の甘さを感じますが、簡易的に謝罪のみで済まされている事実にも正直驚きます。
筆者も企業から個人情報が流出した経験がありましたが、書面の謝罪文とクオカードがお詫びとして送られてきました。
万が一のトラブルの時の対応は、会社の誠実性を見るにはとても重要なポイントです。
また、以下のような口コミも見つけました。
ただいまwebデザイン、webライター・動画編集・web(SEO)マーケティング関係は「在宅でも稼げますよ」「育児中でも稼げますよ」等々と甘いセールストークで勧誘して奥様がたからスクール代金をカモる商売が大流行中ですのでお気を付けくださいまし。無試験で入れるスクールに金積んで数か月勉強したくらいで簡単にデザインのお仕事ができるんだったら、誰も苦労して受験戦争を乗り越えて美術大学に入ったりしません。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11274643901?__ysp=RmFtbQ%3D%3D
WEBデザインと聞くと、華やかで一見簡単そうに見えますが、実際にデザインだけでまともに食っていけるのはごく一部というのが現実なようです。
やはり冒頭の売り文句のようにWEBデザインで高単価案件こなして稼ぐ♪というのはほぼ幻想に近いのかもしれません。
次は、Famm(ファム)のサービスやサポートについて検証していきます。
Famm(ファム)のサービス・サポート体制をまとめてみた
調査の結果、Famm(ファム)のサポート内容は以下の通りです。
・1か月で第5回の3時間のWEBデザイン講義
・講義後は100スキルから自分が学びたいスキルを受講
・6か月までならチャットで質問し放題
・最大8名のLIVE講義
いたってよくあるスクールの内容という印象で、なにか特別なことはなさそうです。
カリキュラムについても公開されていますが、完全初心者向けのWEBデザインカリキュラムですね。
内容自体も、正直YouTubeで検索したら得られそうな情報という印象を受けました。

また、料金は以下の通りで、LIVE講義が1か月だけと考えるとかなり高額なスクールであることが分かります。

これだけの金額を払うなら、オンラインコンサルが最低でも3か月はないとキャリア形成がすごく難しいのでは?と感じました。
また、初歩的な項目しかオンライン講義では学べないので、この金額をかけて得るべきスキルではないと個人的には思います。
そんなFamm(ファム)ですが、運営元についても調査しました。
代表の田和 晃一郎さんについて調べてみた
次に、代表の田和 晃一郎さんについて調べてみました。
1986年生まれ、奈良県出身。神戸大学経営学部を卒業後、(株)博報堂に入社。2012年に株式会社Timersを共同創業。2014年より「Famm(ファム)」を立ち上げ、子供がいる女性向けの多領域のサービスを展開し、現在は代表取締役CEOを務める。卵子凍結補助制度や、男性の育休取得を義務とする制度導入なども行い、2021年8月には自ら育休も取得。
引用元:https://note.com/timersinc/n/n22a553e6371a
子どもがいる女性向けのサービスを多数リリースしているようです。
カレンダーや年賀状発行なども行って、”子育て女性の会社”というブランディングを確立させているようです。
あくまでも私の憶測ですが、カレンダーなどを釣りサービスとし、利益の高いWebデザイン講座をセールスしているのではないでしょうか。
そんな代表が運営する会社情報についても調べてみます。
株式会社TIMERSの会社情報をまとめてみた

ここで記載されている住所を調べてみました。

しっかりとしたオフィスビルが出てきました。
ただ、1点引っかかるのが、国税庁で会社名を調べてみると存在していないようです。

住所でも調べてみましたが、該当する住所で会社は登録されていないようです。

ここまで大々的に動いている会社であるにも関わらず、会社自体が実在していない可能性も浮上してきました。
もしかしたら別の名前で存在しているのかもしれませんが、いずれも特商法のページで偽った情報を掲示しているとなるとこれも問題ではないでしょうか。
序盤の違反行為や会社の情報が不明瞭であることなどを振り返ると、詐欺副業の可能性が非常に高いでしょう。
まとめ: Famm(ファム)で稼げる可能性は低いと考察
今回の検証記事はいかがだったでしょうか?
なぜこうも日本の副業は悪質で詐欺まがいのものしかないのでしょうか?
稼ぎづらいならまだしも、全く稼げないビジネスモデルを提示してくる副業には正直腹が立ちますね。
今回の検証記事が少しでも皆さんの副業選びの参考になれば幸いです。
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